新型コロナウイルスの影響が様々なところで相次ぐ中、新型コロナウイルス感染症対策専門家会議により「新しい生活様式」の提案が出されました。
どこまで感染が拡大していくのか、いつになればこの生活が終わるのか、先が見えない毎日に疲れてしまうときもありますが、一日でもはやく日常生活を取り戻し、安心して外へ出るためにも、「新しい生活様式」を取り入れていきましょう。
今回は、「新しい生活様式」についてわかりやすくご紹介させていただきます。
では、さっそく本題に入っていきましょう。
新しい生活様式ではスポーツや娯楽はどうなる?
外出自粛期間のため、家にいる時間が増えた方は非常に多いでしょう。
しかし、家にいるのもストレスが溜まりますし、公園や河川敷などに足を運ぶ人は増えたように思います。
身体を動かすことも生活には欠かせないことですから、否定することはできません。
「新しい生活様式」では、スポーツや娯楽についても提示されています。
- 公園はすいた時間、場所を選ぶ
- 筋トレやヨガは自宅で動画を活用
- ジョギングは少人数で
- すれ違う時は距離をとるマナー
- 予約制を利用してゆったりと
- 狭い部屋での長居は無用
- 歌や応援は十分な距離かオンライン
以上です。
公園に行くことやジョギングをすることは禁止されているわけではありません。
息抜きも必要かと思います。
“少人数”で行うこと、混んでいる時間帯は避けること、人との距離はとるマナーを心掛けましょう。
新しい生活様式とは?
では、今回推奨された新しい生活様式とはどのようなものなのでしょうか。
出典:https://amd.c.yimg.jp/amd/20200504-00010001-tokai-000-1-view.jpg
外出時はマスク着用
屋内や会話は症状がなくてもマスクの着用
家に帰ったらまず手と顔を洗う
手と顔を洗い服をすぐに脱ぎ入浴またはシャワー
まめな手洗い
帰宅後などは30秒かけて石鹸で手洗いを行い、手指の消毒も行う
人との距離は2m
可能な限り対面会話を避ける
3密の回避
密集・密接・密閉を避ける
遊びに行くなら屋内より屋外へ
感染が流行している地域への移動は控える
帰省・旅行は控えめに
他地域への移動をできるだけ少なくオンラインを利用する
毎朝家族で体温を測る
症状がなくても念の為に体温を測る習慣をつける
誰とどこで会ったかメモ
スマートフォンの『移動履歴』をONにしておく
食事は横並びに
向かい合うのではなく横並びにして感染のリスクを減らす
食事は大皿利用を避ける
大皿で料理を取り分けると感染リスクが高まる為、小皿で個別に盛り付ける
冠婚葬祭での多人数での会食を避ける
多人数での会食はそれだけ感染リスクが高まる為
買い物は空いている時間に少人数で
混雑している時間帯を避け、なるべく少人数で行う
買い物は通販も利用し電子決済
現金のやり取りは感染リスクがあるので、電子決済を推奨
企業は時差出勤やテレワーク
新しい働き方を定着させる
会議や名刺交換はオンラインで
紙の名刺の手渡しは感染リスクがある為
印鑑はクラウドサインへ
印鑑を押すために会社へ行くという状況を変える為
公共交通機関を利用するときは空いている時間を利用
公共交通機関利用時の会話は控えめに
などが挙げられます。
また、専門家会議では、業種ごとにガイドラインを作成するよう求めました。
例えば、新型コロナウイルスは接触と飛沫が感染の原因である為、接触する頻度が高い、ドアノブ、電気のスイッチ、エレベーターのボタンなどには特に注意し、適宜消毒を行うこと。
ハンドドライヤーやタオルなど共用するものはやめること。
トイレは蓋を閉めてから流すことなど、飲食店や商業施設、美容室、マッサージ店など他業種に通じる例を挙げて新しい生活様式について示しました。
マスクの着用や手洗いうがいなどは、日常生活に定着しつつあるのではないでしょうか?
個人的にはマスクや手洗い・うがいは、割とすぐに定着しましたが、人との距離をとらなければいけないことには戸惑いもありました。
ドラッグストアやコンビニで、レジに並んでいるときにも違和感がありました・・・
間隔を空けている分大行列に感じましたし、このような取り組みをしたことがなかったので、非日常に出会うたびに違和感や戸惑いが多少あります。
「新しい生活様式」では、大きく4つの提案がされています。
- 一人ひとりの基本的感染対策
- 日常生活を営む上での基本的生活様式
- 日常生活の各場面別の生活様式
- 働き方の新しいスタイル
以上の4つです。
買い物では電子決済をすることが推されていますが、正直これは高齢者には厳しいでしょう・・・
なのですべてにおいて、一人ひとりが“できるかぎり”実行することが重要でしょう。
もちろん、手洗いやうがいなどは全員がしなければいけません。
働き方の新しいスタイルにおいては、テレワークの推奨や時差勤務についてなどが提示されています。
これは個人でどうこう出来る問題ではない場合がありますので、会社に従わなければいけませんね。
どうしてもテレワークができない会社だってたくさんあるかと思います。
そういう場合は、他の項目に力を入れていきましょう。
一人ひとりの意識や行動で、一日でもはやく日常生活を取り戻しましょう。
いまだに手に入りにくいマスクとアルコール消毒液のリンクも紹介させていただきますので、ぜひご利用ください。
新しい生活様式はいつまで続くの?
「新しい生活様式」はいつまで続くのでしょうか?
調査してみましたが、現時点では“終了期間”についての報道はされていないようです。
緊急事態宣言が終了するまでなのか、国内からコロナ感染者が0になるまでなのか・・・
緊急事態宣言についてもまだ延期される可能性もあるでしょうし、現時点では終了期間については断言することはできません。
とにかく一日でもはやく日常生活が送れるようになるためには、一人ひとりの意識が大切です。
まとめ
今回は、「新しい生活様式」についてご紹介させていただきました。
今後に役立つこともありますし、日常的に行うべきこともいくつかありますので、これを機会に少しずつ生活を変えるというのもいいのではないでしょうか?
戸惑いもありますが、安心して生活できる日をいち早く迎えるために、協力していきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。