2019年7月19日公開予定の新海誠監督の最新作映画『天気の子(てんきのこ)~Weathering With You~』で、RADWIMPSが音楽担当することが決定しメディアに発表されました。
RADWIMPSファンとしてはたまらない吉報です!
早速、新曲『愛にできることはまだあるかい』を聞いて、もうすでに新海ワールドに魅了されています。
RADWIMPSが新海誠監督の最新作映画で再タッグ!
新海誠監督は2016年にも『君の名は。』でRADWIMPSが音楽を担当し、興行収入3.58億USドルを稼ぎ出し、世界中で注目されていましたが、今年の夏、また新海ファンタジーを見ることができるのかと思うと、今からワクワクです!
『君の名は。』の時は劇場いうひとつの空間でリアルタイムに映画の感動をそこにいた観客と共有できたことが、とても貴重な時間でした。
映画のエンディングでも誰ひとり席を立たず、RADWIMPSのエンデイングテーマを聴き入っていて、音楽と映像とストーリーの伏線を感じながら心に刻み込んでいました。
映画のあとも余韻があまりにも深く、真夏でありながらも汗をかくことすら忘れてしまっていました。
もしまだ『君の名は』を見ていない方がいたら、今のうちにぜひ見てくださいね^^
新海誠監督が「これは作るべき映画になる」と確信!
今回の『天気の子』では、『君の名は。』での経験を踏まえつつも「お互い初めましての気持ちでやりましょう」と音楽担当のRADWIMPに対して語っています。
映画『天気の子』の特報映像が公開されました。スタッフ一同、公開に向けて全力でエンターテインメント映画を作っています。ご興味を持っていただければ嬉しいです。https://t.co/838guEXWA1
— 新海誠 (@shinkaimakoto) 2019年4月9日
<新海誠監督コメント>
『君の名は。』公開からちょうど1年目となる2017年8月26日に、書き上がったばかりの『天気の子』の脚本を洋次郎さんに送りました。
最初は音楽オファーのつもりでもなかったのですが、この脚本から洋次郎さんの頭の中にどんな音が聴こえてくるのかを、個人的にどうしても知りたかったのです。
その後『愛にできることはまだあるかい』を受け取って、「これは作るべき映画になる」と強く思えました。こういう体験をしたかったのだと──洋次郎さんに脚本を送った理由を、自分自身で深く納得してしまいました。
RADWIMPSとふたたび一緒に映画を作るにあたって最初に話したのは、「お互い初めましての気持ちでやりましょう」ということと、「前回とは違うことをやりましょう」ということでした。同じことはやらず、でももっと面白いものを。
一度一緒に仕事をしているからこそ、僕たちは『君の名は。』を踏まえた上で、更に良いものを観客に届けることが出来るはずだと考えました。
それは映画本編も同じです。
前作とは違うもので、でももっと驚きと昂奮の詰まった作品にすべく、今はスタッフ全員で奮闘しています。
あたらしい物語と音楽を、楽しみにお待ちいただければとても嬉しいです。引用元:『天気の子』公式ホームページ https://www.tenkinoko.com
野田洋次郎のフィルターを通すと、どのような音楽が浮かんでくるのかということに注目し、決して監督側から一方的にこんな曲を書いて欲しいというような指示をするだけではないというところが、この映画に対する興味をさらに膨らませてくれます。
ZOZO TOWNの前澤社長が、「アーティストを月に連れて行ったら、どんなものを作るのか見てみたい」と言ったことを思い出させてくれます。
『天気の子』の音楽は、僕からRADWIMPSにお願いしました。彼らとならば『君の名は。』でやったことも踏まえたうえで、もっと深いところまで観客と一緒に行けるのではと考えたからです。でもそういう理由とは別にして、(続く
— 新海誠 (@shinkaimakoto) 2019年4月9日
続き)僕は『天気の子』の脚本を書き上げた時にそれを誰かに読んでほしくて、その「誰か」を考えた時に最初に浮かんだのが洋次郎さんだったのです。それが一昨年の夏でした。以来、RADとスタッフ達、帆高や陽菜たちと一緒にずいぶん長く旅してきた気がします。早く皆さんの元まで辿り着けますように。
— 新海誠 (@shinkaimakoto) 2019年4月9日
RADWIMPSと新海監督の壮大なキャッチボールが今も続いている!
『天気の子』の音楽担当について、RADWIMPSからも本作品の公式ホームページにコメントが乗っていましたので、ご紹介します。
<RADWIMPSコメント>
今回、新海誠監督の『天気の子』で音楽監督を務めさせて頂きます、RADWIMPSです。
2017年の夏、不意に監督から「脚本を読んでもらえませんか?」というメールを頂きました。
僕は「喜んで読ませて頂きます」と返事をしました。そこから僕たちの『天気の子』の物語が始まりました。
現在も鋭意制作中です。
前作以上にストーリー作りの場にも参加させて頂き、強固なチームワークの中で作品作りができている喜びを感じています。
恐らくそんじょそこらのカップルよりも頻繁に、毎日毎日新海さんとメールのやり取りをしながら作業を進めています。
新海監督は最初に仕事をした時と何も変わらず、誰よりもまっすぐに純粋に頑固に、時に不器用に作品と向き合っています。
そして各セクションのスタッフが目下全力でそんな監督を支えています。
再び新しい冒険をご一緒させて頂けることを誇りに思います。
たまに心折れそうにもなりますが、(劇中に登場する)帆高や陽菜の懸命さに負けないよう自分ももがきながら作っています。
この映画を観てくださる皆さんの中に、晴れやかな気持ちが広がりますように。
ぜひ、楽しみにしていて下さい。引用元:『天気の子』公式ホームページ https://www.tenkinoko.com
もう、帆高と陽奈という主人公が野田洋次郎の世界では命が吹き込まれ、いま共に生きているのだということが感じられます。
新海誠監督は福井県で行われたRADWIMPSの『Road to Catharsis tour 2018』に観客席に訪れていましたが、もうその時にはすでに新海誠監督とRADWIMPSの間では新しい作品『天気の子』の作品作りが始まっていたということになります。
View this post on Instagram❇︎ 2019年7月19日(金)より全 the entire soundtrack to Makoto Shinkai’s upcoming film “Weathering With You” scheduled to hit the theaters in Japan on July 19, 2019
2017年夏といえば、『Human Bloom Tour 2017』の真っ只中でした!
RADWIMPSアルバムツアー予想2019洋次郎Birthdayあいみょん登場?
長い月日をかけて新海誠監督とRADWIMPSの映画製作を知るスタッフは次のようにホームページに語っています。(一部抜粋です)
今回も、一度OKになったものが変更になったり、監督がOKした後に「まだ先にいける」と新たな提案がなされたり。
音楽だけではなく、物語の展開も監督と洋次郎が話し合ったり。
作られたシーンにBGMをつける。と言うようなレベルではない。
このシーンはセリフを無しにして、登場人物の気持ちを音楽で表現したい。など、かつてそうだったように、RADWIMPSと新海監督の壮大なキャッチボールが今も続いている。
引用元:RADWIMPS公式ホームページ(STAFF DIARY)より抜粋https://radwimps.jp/radwimps_staff/post_10367/
新海誠監督とRADWIMPSのメンバーだけでなく彼らのスタッフもまた、熱い想いで今回の再タッグを支え強固なものにしているのだと伝わってきます。
まとめ
RADWIMPSが新海誠監督の最新作映画『天気の子』の音楽担当のニュースが発表された件についてかなり興奮気味にご紹介しました^^;
新曲『愛にできることはまだあるかい』の流れる予報(予告)を見ていると、一気に心は夏の爽快な新海ワールドへと時空を超えてしまいそうです。
また全世界から注目を集め、巨大なハリケーンを巻き起こしますね。
RADWIMPSライブ直前に事故で亡くなった女子高生の思いは繋がれた
最後までお読みくださり、ありがとうございました。